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CULTURAL HERITAGE / 08

富岡製糸場と絹産業遺産群

蚕を育て、技を教え、糸をつくる。四つの場所が絹の生産のしくみを伝えます。

群馬県 · 2014年登録

基準(ii)文化や技術の交流基準(iv)歴史を語る建物や景観
富岡製糸場
富岡製糸場Hasec / Public domain · 写真の出典 ↗ · 撮影 2010-12-11

WHY WORLD HERITAGE?

世界遺産に、選ばれた理由。

01

工場だけでなく、生産のつながりが遺産

登録されたのは富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴の4か所です。蚕の卵を保管し、蚕を育てる方法を改良して教え、繭から糸を取り出す。役割の違う場所が結びついて、良質な生糸を多くつくるしくみが発達したことを伝えています。大きな工場だけを見ているとわからない、原料づくりや教育の役割も大切です。

02

外国の技術を学び、日本で工夫した

明治初めの富岡製糸場では、フランスの機械や技術を取り入れました。学んだ技をそのまま置くだけでなく、日本の養蚕の技術や教育と結びつけて広めました。外国との交流が生産の変化につながったことと、その仕組みを示す建物や遺構が残ることが評価されています。建築にも、西洋と日本の技術を組み合わせた工夫を見ることができます。

03

建物から仕事の順番を読む

繭を置く倉庫や糸を取る工場など、建物の役割を知ると広い敷地の意味が見えてきます。富岡は技術を伝える場所でもあり、各地へ産業が広がるきっかけになりました。絹は見た目の美しさだけでなく、貿易や働く人々の暮らしともつながる材料です。展示では機械の動きだけでなく、そこで学び働いた人々にも目を向けましょう。

登録理由の出典:UNESCOの登録説明・評価基準 ↗

COMPARE TO UNDERSTAND

似た場所と比べると?

ほかの工場遺産と比べると、蚕から糸までが見える

「明治日本の産業革命遺産」は製鉄・造船・石炭産業の変化を伝えます。富岡と関連遺産では、生きものの蚕を育てる仕事と機械で糸をつくる仕事が結びついています。大きな工場だけを比べるのではなく、原料・教育・保管・加工のつながりまで残る点に注目すると、この遺産ならではの価値がわかります。

公式の登録価値をもとに、特徴の違いを学習用に整理しています。

現地で、ここを見てみよう。

1倉庫と繰糸所を地図で探し、繭がどの順で動いたか考えよう。

2建物の木とれんがの使い方を見て、材料の組み合わせを探そう。

LOOK CLOSER

写真で、もう少し近くへ。

3枚の実際の写真

写真を押すと拡大できます。Web表示のため縮小・WebP形式への変換をしています。

CONNECT THE DOTS

この場所から、知識をつなごう。

写真で見つけた「なぜ?」を、理科や社会の知識マップへ。

PLAN YOUR VISIT

訪ねるときの、入口と歩き方。

2026年10月30日確認。代表的な経路を紹介します。時刻・料金・運行日・公開範囲は、訪問日の公式案内でご確認ください。

01富岡製糸場

地域への行き方
JR高崎駅から上信電鉄に乗り換え、上州富岡駅へ。製糸場まで徒歩約15分です。
現地での移動
町を歩いて見学地へ。関連する3資産は別の市町村にあり、続けて徒歩で巡れる場所ではありません。
見学の組み立て
最初は製糸場と展示をじっくり見て、役割を理解してから関連資産への旅を考えます。
予約・利用の条件
施設ごとに公開範囲が異なります。荒船風穴などは季節の公開情報と交通を確認してください。

もっと確かめる・公式の案内

写真の著作権・ライセンスは各写真の下に記載。この遺産の写真の出典一覧

KEEP EXPLORING

つながる、ほかの世界遺産。

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