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CULTURAL HERITAGE / 07

白川郷・五箇山の合掌造り集落

雪の多い山里で、住まい・仕事・助け合いが結びついた集落の景観です。

岐阜県・富山県 · 1995年登録

基準(iv)歴史を語る建物や景観基準(v)伝統的な暮らしと土地利用
白川郷・荻町集落
白川郷・荻町集落Bernard Gagnon / CC BY-SA 3.0 · 写真の出典 ↗ · 撮影 2008-04-07

WHY WORLD HERITAGE?

世界遺産に、選ばれた理由。

01

屋根の形に、暮らしの工夫がある

合掌造りは、手を合わせた形に似た急な勾配の茅葺き屋根が特徴です。雪の多い環境で暮らす工夫であり、大きな屋根の内側の空間は養蚕にも使われました。家の見た目だけでなく、気候と仕事に合わせて建築が発達したことが評価されています。住まいを、自然条件への答えとして見ることができます。

02

一軒ではなく、集落として残る

世界遺産は白川郷の荻町、五箇山の相倉・菅沼の3集落です。合掌造りの家と、周りの田畑や山などがつくる景観に意味があります。家がどこを向き、道や畑とどうつながるかも、生活を知る手がかりです。白川村や南砺市のすべての家が登録されているという意味ではありません。

03

暮らしながら守り続ける遺産

茅葺き屋根を維持するには、多くの材料と手間、技術が必要です。地域の協力によって家を守る営みも、景観を支えてきました。ここは見学専用の舞台ではなく、現在も人々が暮らす場所です。公開された家で間取りや屋根裏を見学し、非公開の敷地へ入らないことも、生きている集落を受け継ぐための大切な行動になります。

登録理由の出典:UNESCOの登録説明・評価基準 ↗

COMPARE TO UNDERSTAND

似た場所と比べると?

ほかの古民家と比べると、集落と仕事のつながりが見える

日本各地の古民家には、その土地の気候や仕事に合った工夫があります。白川郷・五箇山では、急な屋根の大きな家と養蚕、山里の土地利用、集落の景観がまとまって残る点に注目できます。屋根が急なほど優れた家という話ではありません。家と自然と暮らしの関係を、複数の家がある集落として読み取れることが特徴です。

公式の登録価値をもとに、特徴の違いを学習用に整理しています。

現地で、ここを見てみよう。

1屋根の勾配や窓を観察し、雪・光・風とどんな関係があるか考えよう。

2展望場所の景色で、家・道・畑・山の位置をスケッチしよう。

LOOK CLOSER

写真で、もう少し近くへ。

3枚の実際の写真

写真を押すと拡大できます。Web表示のため縮小・WebP形式への変換をしています。

CONNECT THE DOTS

この場所から、知識をつなごう。

写真で見つけた「なぜ?」を、理科や社会の知識マップへ。

PLAN YOUR VISIT

訪ねるときの、入口と歩き方。

2026年10月30日確認。代表的な経路を紹介します。時刻・料金・運行日・公開範囲は、訪問日の公式案内でご確認ください。

01白川郷・荻町

地域への行き方
高山・金沢・富山などの駅から高速バスで白川郷バスターミナルへ。集落のすぐ近くに鉄道駅はありません。
現地での移動
集落内は歩いて見学します。車は指定の公共駐車場を利用します。
見学の組み立て
展望場所から全体を見た後、公開民家で内部の工夫を観察すると理解がつながります。
予約・利用の条件
高速バスは予約が必要な便があります。冬の路面、イベント時の予約・交通規制を確認し、私有地には入りません。

02五箇山・相倉と菅沼

地域への行き方
高岡・新高岡方面などから世界遺産バスを利用できます。目的の集落に合う停留所を確認します。
現地での移動
相倉と菅沼は別の集落です。徒歩移動だけでまとめず、バスや車の時間を見込みます。
見学の組み立て
二つの集落の規模や家の配置を比べると、それぞれの暮らしの工夫が見えます。
予約・利用の条件
便数が限られるため帰りの時間を先に確認。公開民家の営業時間も個別に確認します。

もっと確かめる・公式の案内

写真の著作権・ライセンスは各写真の下に記載。この遺産の写真の出典一覧

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