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CULTURAL HERITAGE / 17

飛鳥・藤原の宮都

宮殿・寺・古墳の跡が、古代の日本で国と都のしくみが形づくられた過程を伝えます。

奈良県 · 2026年登録

基準(ii)文化や技術の交流基準(iii)文化・文明の大切な証拠
藤原宮跡
藤原宮跡663highland / CC BY 2.5 · 写真の出典 ↗ · 撮影 2012-05-19

WHY WORLD HERITAGE?

世界遺産に、選ばれた理由。

01

国のしくみが変わる時代の記録

6世紀末から8世紀初めの飛鳥と藤原では、王のもとに政治の仕組みをまとめる動きが進みました。宮殿・役所、仏教寺院、墳墓に関わる19の構成資産が、その過程を伝えます。古い建物がたくさん立っているからではなく、地面の下に残る遺構とその位置関係が、宮都の成り立ちを示すことが評価されています。

02

東アジアとの交流を都づくりに生かした

中国や朝鮮半島の国々との交流は、政治の制度や仏教、建築・土木の技術に影響しました。飛鳥・藤原の宮都には、外から学んだ文化と地域の伝統を組み合わせた工夫が表れています。都づくりは、その後の奈良や京都にも影響しました。一つの地域の遺跡から、海を越えた交流の広がりを読むことができます。

03

見えない遺構を調べ、守り、伝える

多くの遺構は、発掘で調べたあと保存のために埋め戻されています。地上の広場や柱の位置の表示、説明図は、見えない遺跡を理解する助けです。目の前に再現されているものと、本物の遺構を区別してみましょう。田園風景の下に歴史の証拠が保たれてきたことも、建物が残る遺産とは違う大切な特徴です。

登録理由の出典:UNESCOの登録説明・評価基準 ↗

COMPARE TO UNDERSTAND

似た場所と比べると?

奈良と比べると、都が生まれる途中の変化が見える

奈良の遺産は8世紀の都の姿を宮跡と寺社などで伝えます。飛鳥・藤原では、それに先立って宮殿・役所・寺・墓の配置が変わり、中央に政治をまとめる宮都が形づくられた過程に注目します。先にできたから上なのではありません。複数の遺跡を合わせることで、制度と空間が変化する道筋をたどれる点が、この遺産の持ち味です。

公式の登録価値をもとに、特徴の違いを学習用に整理しています。

現地で、ここを見てみよう。

1復元図と現在の地面を見比べ、宮殿の柱や建物があった位置を探そう。

2宮殿・寺・古墳を地図でつなぎ、藤原の都の配置と比較しよう。

LOOK CLOSER

写真で、もう少し近くへ。

3枚の実際の写真

写真を押すと拡大できます。Web表示のため縮小・WebP形式への変換をしています。

CONNECT THE DOTS

この場所から、知識をつなごう。

写真で見つけた「なぜ?」を、理科や社会の知識マップへ。

PLAN YOUR VISIT

訪ねるときの、入口と歩き方。

2026年10月30日確認。代表的な経路を紹介します。時刻・料金・運行日・公開範囲は、訪問日の公式案内でご確認ください。

01明日香・飛鳥の遺跡

地域への行き方
近鉄の橿原神宮前駅や飛鳥駅を入口にします。明日香周遊バスなどで石舞台古墳・高松塚古墳方面へ向かえます。
現地での移動
遺跡は村内に分散しています。バス・徒歩・レンタサイクルを組み合わせ、坂や移動距離を考えます。
見学の組み立て
展示施設で全体の時代の流れを知り、宮跡・寺跡・古墳を役割ごとに選ぶと理解しやすくなります。
予約・利用の条件
壁画などの公開には期間や予約条件があります。古墳内部や遺跡の立入可能範囲を確認してください。

02橿原・藤原宮跡

地域への行き方
近鉄・JRの周辺駅からバスや徒歩で藤原宮跡へ。出発駅と降車地点は公式アクセス案内で確認します。
現地での移動
飛鳥の遺跡からは別の移動が必要です。広い宮跡の中で見たい場所を先に選びます。
見学の組み立て
大極殿などの位置を示す案内を使い、宮の大きさや配置を想像します。
予約・利用の条件
日陰の少ない広い屋外なので、暑さや雨への準備が必要です。周辺の農地に入らず、見学動線を守ります。

もっと確かめる・公式の案内

写真の著作権・ライセンスは各写真の下に記載。この遺産の写真の出典一覧

KEEP EXPLORING

つながる、ほかの世界遺産。

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